金融への情熱と
テクノロジーの
先進性

    Murexについて

Murexについて

Murexは、独立系企業として、35年以上に亘ってそのミッションの遂行に絶え間なく注力してきました。その指揮は、キャピタル・マーケッツを支援し強化する金融テクノロジーのイノベーションを使命と考える経営陣が執ってきました。当社のビジョンは、継続的に偉大な成果を達成することを促すものです。

MX.3は、当社の強力な、第三世代統合化プラットフォームです。過去10年間で10億ユーロの投資が行われたMX.3は、フィンテックにおける最も野心的な研究開発プログラムです。当社は、金融とテクノロジーに関する専門知識、オペレーショナルエクセレンス、そして機動的なコラボレーションを指針としています。これらの価値は、18の拠点の3,000名のチームメンバーによって醸成され、培われ、強化されています。当社は、65ヵ国以上の銀行、資産運用会社、保険会社、年金基金、ヘッジファンド、事業会社、エネルギー公益企業の60,000名以上のユーザーを常時サポートしています。

MX.3のユーザーは、トレーディング、ヘッジ、資金調達、リスク管理および業務処理において、MX.3プラットフォームと当社のチームに信頼を寄せています。当社は長期的な視点をもって行動しています。ITトランスフォーメーションの旅に乗り出し、規制変化への準備態勢を整え、デジタル面での進化を図るお客様との間に長期的な戦略的パートナーシップを構築します。

MX.3について
1986 1990
スタートアップ期

2人の学士が市場に存在するギャップを発見しました。それは、MATIFオプション市場のリスクとヘッジを管理するためのリアルタイムのトレーディングツールの欠如でした。才能ある開発者とキャピタル・マーケッツ専門家をメンバーとする若いチームによって、オプション取引とリスクを管理するための最初のプラットフォームが構築されました。

1990 1995
クロスアセットプラットフォームを初めて導入

時間の経過とともに、お客様との密接な協力のもとで、お客様が抱える課題に耳を傾けた結果、Murexは、プラットフォームを拡張して他の商品をサポートするとともに、プラットフォームをクロスアセット化して取引プロセスのサイロを解消しました。これにより、プラットフォームの顧客基盤は急速に成長し、ニューヨークと東京にオフィスを開設しました。

1996 2000
市場初の統合ソリューション

Murexは、プラットフォームの機能を拡張し、完全に統合化されたプラットフォームを市場で初めて構築しました。これは、クロスアセットのフロントツーバックツーリスクの管理をサポートすることで、お客様のフロントオフィスとバックオフィス間の照合の課題の解決に寄与するものでした。

2000 2005
新世紀の新たなプラットフォーム

第二世代のクロスアセットのフロントツーバックツーリスク・プラットフォームが新たに導入されました。MX Generation 2000を活用することで、地方銀行は、取引を一つのアプリケーションに集中化し、可視化することができるようになりました。また、ヘッジファンドは、先進的なリアルタイム分析手法およびリアルタイムソリューションのメリットを享受して、アセットオーナーのデリバティブ投資および分散化を促進しました。

2005 2010
統合ソリューションMX.3の誕生

継続的なR&D投資により、Murexの第三世代クロスアセット・フロントツーバックツーリスク・プラットフォームが誕生しました。MX.3は、資金調達、担保管理、清算およびリアルタイムリスク管理におけるネイティブ統合をサポートします。MX.3は、分散型アーキテクチャーの最新動向を活用し、スケーラビリティの向上と素早いデプロイメントを可能にしました。

2010 2015
新たな規制上の対応

2008年の危機後、規制当局は、透明性と正確さの向上を目的としてフロントオフィスと全社リスク管理部門の整合性を要求する法律を成立させました。お客様がこうした新たな規制要件を満たすことができるよう、Murexは市場リスク、信用リスクおよび流動性リスク向けの統合担保管理ソリューションを開発しました。

2015 2020
クラウドへの移行

MX.3は、クラウドの可能性に取り組んだ最初のプラットフォームの一つとなり、クラウドパートナー企業と協力してより柔軟性の高いシステム環境展開方法を提供しました。さらに、Murexはトレーディング勘定の抜本的見直し(FRTB)に向けたソリューションをMX.3上にリリースしました。

2021 2021
継続的進化への取組み

Murexは、地域および機能を重視した顧客サービス部門の強化を行いました。当社チームは、テストの自動化、Continuous Integration導入手法、プロダクション管理およびSaaS(Software-as-a-Service)を中心として将来的な課題に答えるための業務視点及び技術的な専門知識の強化開発に取り組んでいます。