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プロセシング

ソフトウェアは、多くの場合、革新的にというよりも漸進的に進歩します。MX.3は、プロセシングのコンセプトを根底から見直すことによって、かねてより必要とされてきた分野での画期的な躍進の実現を追求しています。例外管理、ストレート・スルー・プロセシング(STP)等、基本となるコンセプトは当然保持し続ける一方で、MX.3は、以下の重要な3点を実現しております。:


  1. MX.3においては、標準的な商品だけでなく、複雑なあるいは仕組商品にも、STP方式を適用しています。 したがって、STPのコンセプトを、処理全体に大きな影響を与えない部分的な自動化ではなく、むしろ全体を通したエンド・トゥ・エンド処理の自動化と捉えることが可能です。

  2. MX.3は、意図的にオープンな構成にしているため、従来は全く不可能だった部分までもユーザー設定することができます。既知の業界内の処理ならどんな業務フローでも実装が可能であり、処理に含まれていない業務を必要に応じて追加したり、 企業レベルのワークフローと統合したりすることによって拡張することもできます。このような機能を備えているにもかかわらず、更に運用・管理を容易にするためのモニター・ツールを備えております。

  3. MX.3は、複数業務、複数事業体を対象とする画期的なマルチビジネス・マルチエンティティ・アーキテクチャを通じて、スケーラビリティ(拡張性)に関する実検証を実施しております。一日当たりの取引量が100万を超える場合においても、その処理能力が一貫して実証されてきています。

    組織
    MX.3の運用モデルは、事業体や帳簿、その他の階層構造に基づく組織を忠実に描写します。これらの運用モデルを実装する事により、チャイニーズ・ウォール(部署間情報規制)を管理したり、タスクの最良配分、複数の決算締め管理を行う事が可能となります。このような柔軟な組織設計は、MX.3が有する複数事業体、複数業務処理能力の要として機能しています。
    業務オブジェクト・リポジトリ
    この主要な業務コンポーネントは、トレードといった業務オブジェクトの全サイクル管理を担っています。バニラ、エキゾチック、仕組商品の一様管理を実現するとともに、ミューレックスのXMLメッセージ(MxML)でトレードをインポート、エクスポートするためのアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)を提供しております。ご希望に応じ、金融商品用マークアップ言語FpML™ など、標準的なメッセージを組み込むこともできます。
    決済および確認
    決済エンジンは、支払サイクル全体を管理するとともに、ノストロ(当方勘定)をリアルタイムでモニターします。コンファメーションには標準的なメッセージ(SWIFT、ISDA等)を用い、お客様が作成したメッセージの管理もできます。コンファメーション機能としては、保管、履歴トレース、照合を行うための機能を有しています。
    ワークフロー
    ワークフロー・エンジンは、MX.3アーキテクチャの要となる技術コンポーネントで、いくつかの処理を行うために用いられます。組み込まれている最も重要な機能として、トレード、支払、コンファメーション作成・管理があげられます。ワークフロー・エンジンの共通機能には、ユーザー定義によるステータス管理、リアルタイムでの最良配分および例外モニタリングなどが含まれています。
    ワンストップ・プロセシング
    バックオフィスのオペレーターが行う必要のある処理業務が、画面上にリアルタイムに連絡され、処理を可能にするための、人間工学的に優れた画面設計がされ、提供されます。
商品管理およびファイナンス

複雑なトレーディング環境にあっては、正確で徹底的かつ迅速な損益分析が基本として求められます。MX.3は、いかなる精度レベルでも、またどの日であっても、損益やキャッシュフローの値を計測し、要因説明し、予測管理を可能にします。さらに、元帳機能は、米国の会計基準および IAS39などの国際会計基準に準拠しています。

損益およびキャッシュフローは、どんな商品に関しても、包括的、詳細かつ一様に計測します。例えば、キャリーコスト(持越費用)および実現/未実現の内訳を含む、年間、月間、日間の損益は、どんな集計レベルでも作成可能で、いかなる通貨にも換算することができます。一定期間の市場データ別に損益の原因を説明するために、損益差異分析を行うこともできます。

会計元帳は、複数通貨、複数事業体、複数商品に対応しています。あらゆる経済イベントに関して、高度の柔軟性を備えた転記簿を作成し、総勘定元帳システムと連結します。

MX.3は、損益、キャッシュフロー、会計、リスク値、取引属性をカバーした一連の標準レポート を備えています。お望みの場合は、お客様独自のレポートを設計することもできます。

監査および制御
MX.3の機能には、最も厳しい業界標準にも適合した、厳格なセキュリティおよび制御手法が備わっています。慎重を要する業務に関する詳細な監査と、それに伴うレポート作成を行うこともできます。管理機能は、運用リスク管理に関するバーゼル委員会勧告を踏まえて、設計されています。
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